特色を用いた印刷や色数が多い印刷は、通常のCMYK4色の印刷に比べ、難しいとされています。 しかし、ウエマツでは長年培った技術でそのような難易度が高い印刷案件でも高品質で生産が可能なため、 お客様からは“特色のウエマツ”とお褒めいただいています。 難しい印刷案件をこなしていけばいくほど、現場の実力も上がります。 「ぜひウエマツにお願いしたい」「ウエマツになら任せられる」とお客様から信頼をいただき、選ばれる企業であることが弊社の誇りです。
弊社は日本最大規模のオフセット印刷工場を所有しています。 ウエマツ戸田工場には18 台114 胴、グループ会社のスマ-トグラフィックス戸田工場には5 台32 胴の印刷機があり、 その他グループ会社においても、オフセット印刷機やデジタル印刷機を多数所持しております。 設備投資にも積極的で、最新鋭の工場を武器に日々様々な印刷物を世の中に送り出しています。 グループ会社ならではのスケールメリットに優れています。
ウエマツは、環境にやさしい企業を目指しています。 ウエマツ戸田工場は2013年に、日本印刷産業会が主催である「印刷産業環境優良工場表彰」の経済産業大臣賞を受賞いたしました。 全国各地の名だたる印刷会社の応募の中から初応募にして1位です。 印刷の工場というと、環境汚染の問題がつきものですが、 このウエマツ戸田工場は、環境保全に対する徹底的な配慮と生産性が両立できる工場であるという点を評価していただきました。
印刷物を製造する上での技術認定や品質維持のための取り組みだけでなく、 印刷工場につきまとう環境問題にも責任を持って対応しています。 近年SDGs(持続可能な開発目標)について関心が高い世の中において、 当社でも生産性の向上と環境保全の両立を目指し、様々な認証を積極的に取得しています。
半導体業界や製薬業界では、設計と製造の2極化が顕著です。 そして、受託製造に特化した専門企業のことをファンドリーと言います。 ウエマツは、“印刷業界におけるファンドリー”というビジネスモデルを掲げています。 ものづくりだけに特化し徹底しているため、“ウエマツ”の名前は一般的に表にはでてきませんが、 他には類を見ないこの戦略で、「日本の印刷物はすべてウエマツが印刷している世界を目指す!」 つまり「日本の印刷会社様すべてをお客様にする!」という壮大な目標に向かって邁進しています。
2015年には、東京商工会議所主催の、高い障壁に挑戦し、 理想の追求を行うなどの勇気ある挑戦をしている中小企業を表彰する「勇気ある経営大賞」の優秀賞を受賞いたしました。 授賞理由としては、リーマショックという不況の中であえて戸田工場を建設したこと・ ファンドリーという独自のビジネスモデルの構想といった思い切った前向きな挑戦が評価されたことです。 ウエマツはこれからも挑戦を続けていきます。
企画やデザインの部分から仕事を始めるグラフィカ・ウエマツ、 独自のシステムや設備の開発を行っている谷口インキ、 WEB to Print事業が順調なスマートグラフィックス、 厚紙印刷が得意な天正印刷、 WEBや販促企画にも強みを持つ京都の老舗総合印刷会社の土山印刷、 福知山に本社を置き、地元を中心に寄り添いながら北近畿にも活動を展開する印刷会社であるオカムラ。 ウエマツグループには、それぞれ得意とすることが異なる多彩な会社があります。 この7つのグループ会社の特長を活かし、各社連携し合い、日々仕事に取り組んでいます。
自分たちの携わった印刷物が、目に見える分かりやすい形で世の中に存在していることが仕事のやりがいです。 製造業(ものづくり)ならではの仕事のやりがいだと思います。 印刷オペレーター(実際に印刷機を使って印刷をする業務を担当)は、 「自分が直接印刷したものが書店に並んでおり、多くの人に手に取ってもらえることを考えると、 自分はなんて嬉しい仕事をしているのだろう」と話します。
「印刷業は斜陽産業...」というイメージがあるかもしれません。 業界自体は1990年代にピークを迎えたものの、その後、WEBや電子化の影響が大きく、ゆるやかに下降傾向にあることは事実です。 しかし、印刷という仕事はなくならないと私たちは考えています。 紙は価値のあるもの、高級化していくと予想しています。WEBや電子化が進む世の中だからこそ、紙の良さをより実感しています。 例えば、写真集や美術図録など豪華な付加価値がついた印刷物などは現物があってこそ!手元に所持して大切に保管していたい! という風潮は今もこれからも続きます。 また、これから伸びることが期待される業界とされているIT業界やインターネット広告業界、エンタメ業界、農業業界、医療業界、EC業界といった どの業界とも印刷業界は連携がはじまっており、独自の戦略で競争を勝ち抜いた印刷会社は今もチャンスが広がっています。 印刷も印刷以外も大切に、新しいことに取り込んでいきます。
ウエマツグループは、印刷事業を軸に、お客様に様々な付加価値を提案する活動を続け、売上高は年々上昇しています。 グループ会社が増えたことも発展の要因ではありますが、 その根底となるのはファンドリーという独自のビジネスモデルで挑戦を続ける株式会社ウエマツの土台があり、 そして、お客様からの信頼を重ね、安定した経営を続けていることが最も大きな理由です。
新入社員研修、海外研修制度や女性活躍研修など社内研修はいくつかありますが、 ウエマツグループが最も大切にしている研修のひとつが「リーダーシップミーティング」です。 毎年7月に、役員が”リーダーシップを発揮している人・発揮してほしい人”を全社員の中から選抜し、 選ばれた社員のみが参加できる名誉ある研修会です。
ウエマツが「日本一の印刷会社を目指す」上で、「リーダーシップ」という周囲を巻き込み新しい風を巻き起こし 会社を引っ張っていくような、社員ひとりひとりのチカラがキーワードになると考えています。 そのためには、会社のことをよく知り、ともに働く仲間のこともよく知ることが重要となってきます。 社員に向けた決算説明の場もかねており、また、外部講師を招いた公演、グループワープなど様々な催しを実施しています。
ウエマツグループの社員がウエマツで働くうえで大切にしていることが「5つの行動指針」です。 「顧客重視=品質重視」「相互の尊敬」「チームワーク」「変革への挑戦」「学習する組織」 。 社員が個性を発揮し、向上心・積極性・リーダーシップを持ち成長することが、会社の成長への繋がります。 個性豊かな社員が集うウエマツでは、社員全員が心がけるぶれない軸としてこの指標を意識し、 お互いに尊重し合い共通の目的に向かって突き進みます。